内田様の
柱時計(Chikyu)
8日巻きゼンマイ式振り子時計修理
製造段階でも50パーセントしかなかった歯車の噛み合わせを、
このような軸受けの移動で解決しす。ゼンマイの力を目一杯伝え、
最後の最後まで動きつづける、新しい時計としてのスタートです。
柱時計(ボンボン時計)のオーバーホール(分解修理)では、
部品の細部まで、それこそ歯車の歯の、一つ一つまで目で
確認しながら磨き上げます。つるつるの表面にならなければ
ゼンマイの動力を生かせずに、短い期間しか動きません。
日本での柱時計(ゼンマイ式の振子時計)の歴史は、
明治の頃、SEIKOSHA(精工舎)などが、ドイツ製や
イギリス製またはアメリカ製の掛時計(置き時計も)
を真似て作り、やがてこのChikyu (地球)印のような、
最初の日本製が、愛知県で作られ始めたようです。
その誇りと喜びを表すように、外国製とは全く違う、
曲線でデザインされたゼンマイと振子の配置は、
その時計の機能性はもちろん、修理をする際にも、
海外のどの時計メーカーに負けない自負を感じます
修理数が多いため柱時計はなかなかご紹介できません。が、
Chikyu (地球)このブランドが持つ意味は大きいかもしれません。
懐かしい日本の時計の別名は、ボンボン時計。地球代表です。
橋本時計店では、日本で作られた、古い柱時計(ゼンマイ式の振り子時計)はもちろん、舶来時計と呼ばれた小さな南京虫(ゼンマイ式アンティーク腕時計)のオーバーホールから、大きな大型振子時計(フロアクロック、ホールクロック別名グランドファーザークロック)の出張修理。また、ウォルサムなどの懐中時計や昔の置き時計(ウエストミンスターチャイム)、鳩時計、大型の柱時計、(壁掛け)掛け時計、いわゆる古時計を修理します。更にブローバやオメガの音叉式腕時計。音叉掛時計やクオーツでない古いタイプの電子時計、電気時計もオリジナルを変えずに修復修理いたします。年中無休です。
02150315 柱時計(ゼンマイ式振子時計)の修理 Chikyu (地球)印