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東山様の鳩時計(初期型)
↓下に画像が続きます。
最大高(飾りを含む)19.4 最大幅15.2 重りの長さ11.6 振り子17.7
クリーニングの途中です。油と汚れで身動きが出来ない鳩。
機械全体にくまなく油が付けられて(時計用以外の油が劣化し固化)不動になったものです。
洗えば取れそうに思えますが、通常の時計用洗浄液では全く歯が立ちません。根気強く目で
追いながら付着物を削る以外に元の表面を取り戻す方法は無いのです。時間と根気が全て。
古いタイプのムーブメントは時報の数取りが時刻と無関係なので、動かす時手動で合わせます。
側面の小窓を開けレバーを押す。好きな時に鳩を出して鳴かすスイッチだと言うことも出来ます。
最小サイズ。ムーブメントぎりぎりのスペースですが、ふいごも鐘もその全てが収まります。
普通の鳩時計をフルートに例えるとこの笛は「ピッコロ」です。かわいい鳴き声にびっくりします。
★参考↑★
桐谷様の鳩時計・スイス製
20190409