◆鳩時計の修理 お問い合わせのメール◆
hashimoto.tokeiten.co@gmail.com
↓下に画像が続きます。
MI・KENKI・KI・CO、LTD
(MI・KEN/MACHINERY/CO,LTD)
御研機器株式会社
茨城県・石岡市
★森田様(大阪市西区)
CUCKOO カッコー時計(ミケンの鳩時計)
今は幻の・・・、世界に誇るハト時計。
MIKEN、その最初の作品(アンティーク鳩時計)
はとの扉や中の鳥(カッコーの羽も嘴も木製)
そして文字盤も、全てが見事な木彫です。
10時のダイヤルを失っていたので、白いプラスチック板から削り出し、古色仕上げしています。
鳩(カッコウ?)の本体も羽も、そして赤いくちばしも全て木製。
羽を羽ばたかせ、かわいい赤いくちばしを
パクパクさせて時を告げます。
今でも、金色の純金メッキがかなり残っています。
作られた時の勇姿は、到底想像できませんが、
ほぼ全ての部品に金メッキが施されています。
画像処理を一切加えていない比較写真です。
簡単な分かりやすい説明では、2割太い鎖です
錆びて、一回り太くなってしまうほどの錆びです
当然ですが、機械は無残な姿、お見せできない
ほどすさまじい状態に傷んでおりました。
科学薬剤を一切使わず、手の共擦り作業だけで
このように再生しますが、今回はいつもの何倍も
かかっています。時計の機械の方も同様でした
ここまでの姿にするには、想像を絶する労力と時間が注がれたのですが。
ひたすら手作業での錆び落し、そしてその後は超硬のスチールでの研磨
しかしその成果は絶大。オリジナルの半分の錘でも、振り切れんばかりの
強い振子の運針を実現しています。
最も古いミケンの鳩鳴きのふいごは全てが木製。
音響測定機では分析できない、素敵な響きです!
ミケン(日本)のふいごはドイツ製と違い、鳩の鳴き声だけでなく、
鳩の動きも担います。その為の結末はこうなります、写真を参考
通常、ドイツや日本製の鳩時計に使う和紙の、数倍強い麻の繊維
で作られた和紙で、このように再生され、再び元気なカッコー登場!
鳩時計の修理では、ほとんど全ての工程に手直しが必要です。
分解した部品はただ単純に組み立てても元通りにならないため
繰り返し何度も、行きつ戻りつのやり直しをしなければなりません
高級腕時計の修理には全く無い、創意工夫と根気が要るのです
機械や鎖同様に、黒く汚れた針もこの通り。
磨いたのではありません。洗浄しただけです
長さ約15cm 重さ約700g
長さ17.5cm
CUCKOO(ミケンの鳩時計)カッコー時計 ★濱本様
御研機器株式会社(MI・KEN/MACHINERY/CO,LTD)
★石垣様 東京都
鳩時計(Kiddy/ミケン製) 電池ゼンマイ巻き上げ式(機械式鳩時計)
★参考↑★
ミケンの鳩時計、修理一覧
MI・KENKI・KI・CO、LTD/御研機器株式会社
Machida city Tokyo japan
橋本時計店では、世界に誇る、この上ない傑作鳩時計を作ったミケン(御研機器株式会社)や、最も親しまれているテズカ(手塚時計)POPPO(ポッポ−)はもちろん、舶来時計と呼ばれた小さな南京虫(ゼンマイ式アンティーク腕時計)のオーバーホールから、大きな大型振子時計(フロアクロック、ホールクロック別名グランドファーザークロック、つまり大型の床置き時計)の出張修理。また、ウォルサムなどの懐中時計や昔の置き時計(ウエストミンスターチャイム)、鳩時計、柱時計の愛称(壁掛け)掛け時計、いわゆる古時計を修理します。更にブローバやオメガの音叉式腕時計。音叉掛時計やクオーツでない古いタイプの電子時計、電気時計もオリジナルを変えずに修復修理いたします。クオーツ時計でも、製造メーカーが修理を終えた古い腕時計を、部品を新調して修理致します。電池交換は全て即日渡し。年中無休です。
20190409 修理履歴 オーバーホール