20150328
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■SMITHS・EMPIRE スミス・エンパイヤー ( MADE IN GT BRITAIN)
■アンティーク懐中時計修理
右に画像が続きます。→
ご覧の通り、一粒のルビーもなく、飾りどころか鏡面仕上げされた部品さえありません。
豪華、最高級、とは対局に位置づけられる懐中時計です。しかしどこか暖かいのです。
豪邸に住み、グリコのおまけで当てた「家」を眺めている。そんなおとぎばなしの世界。
この上なく簡素、とても長時間は動きそうに思えないところがかえって、「生きている」
の実感に浸れる。愛おしさを感じる理由はもしかしたらそんなことなのかもしれません。
時計の心臓 「テンプ」。くにゃくにゃに変形して不動になっていました。
渦巻き状のバネ(ヒゲゼンマイ)を、きれいに巻き直しやっと復活です。
橋本時計店では、イギリス製(SMITHS・EMPIRE) スミス・エンパイヤーのような、使い捨てを前提に作られた、軸受けルビーの無い、ゼンマイ式の鉄道時計から、舶来時計と呼ばれた小さな南京虫(ゼンマイ式アンティーク腕時計)のオーバーホールから、大きな大型振子時計(フロアクロック、ホールクロック別名グランドファーザークロック、つまり大型の床置き時計)の出張修理。また、ウォルサムなどの懐中時計や昔の置き時計(ウエストミンスターチャイム)、鳩時計、柱時計の愛称(壁掛け)掛け時計、いわゆる古時計を修理します。更にブローバやオメガの音叉式腕時計。音叉掛時計やクオーツでない古いタイプの電子時計、電気時計もオリジナルを変えずに修復修理いたします。クオーツ時計でも、製造メーカーが修理を終えた古い腕時計を、部品を新調して修理致します。電池交換は全て即日渡し。年中無休です。