■腕時計修理 オメガ・スピードマスター・プロフェッショナル
OMEGA・SPEEDMASTER・PROFESSIONAL/cal,863
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東京都 町田市橋本時計店
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■OMEGA CAL863(オメガ・スピードマスター)
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Ωオメガ スピードマスター /CAL863の基盤。                                            
OMEGAの隠れた魅力は、見えないムーブメントにあります。
伝統オリジナルカラーの、淡いピンクゴールではありませんが、
金で仕上げられた、シャンパンゴールドの基盤をご覧下さい。
時計機能が組み終わったところです。
クロノグラフ機能が組み込まれて完成。
極力金属ピンセットを使わずに、最大級の丁寧を尽くして
組み立てられたことは、「ご覧の完全無傷」によって証明されます。


スピードマスター・プロフェッショナルCal863は、
スピードマスター(Cal・861)の裏蓋をスケルトンにして
メカニズムが見えるようにしたものではありません。

Cal861のパーツ表面をヘアライン仕上げし、更に
エッジを深く鏡面研磨したスペシャルバージョンなのです。

だからゴールドに輝くこのコントラストを、
どうしてもあなたにお見せしたかったのです。

Cal863は、スピードマスターCal861と違い、
全てのパーツが金属製です。

スケルトン仕様は、サファイアガラスを組み込んだ裏蓋。
オメガ/CAL・863
スピードマスター・プロフェッショナルの、
クロノグラフを支えるゼンマイ(組立て前の状態)
■腕時計修理 オメガ・スピードマスター・プロフェッショナル OMEGA・SPEEDMASTER・PROFESSIONAL/cal,863
20161205 修理履歴 オーバーホール 分解掃除
アンティーク腕時計の修理には、精密な部品を修復する高い技術が必要なことはもちろんですが、実はそれ以上に大切な事があります。それは、腕に付けて使われる宿命だから、機械が直っただけでは意味をなさないのです。多くの場合、故障の原因はケースの機密性が無くなって、汗や水が入ったことによります。特にスイスの腕時計は顕著で、防水の要のOリングやパッキン類のゴムが劣化して弾力を失うばかりか、しまいにはコールタール状になって形を失い、汗や水が入ります。数十万円以上する高級時計でも全く同じで、数ミリの小さなゴム一個が原因で、時計を失いかねません。しかし古い時計のオリジナル部品は新品でもすでに同じく劣化していて交換しても解決しないのです。特に難しいのはリューズです。例えばオメガのΩマークが入ったリューズを、他の部品に変えることは絶対に許されません。ただ、密閉されて組み込まれている小さなOリングさえ、国産の高品質のものに交換できれば逆に製造時の新品以上にできるのです。太さが一ミリの5分の1ほどの先が曲がった工具を作り、劣化したゴムを取り出し、更に特別な方法で新しいOリングを挿入します。