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バルジュー社製（Valjoux）のキャリバー７２です。このムーブメントを基に、ロレックスのデイトナは生み出されて来ました。
しかし、ロレックスの中身は、例えばバルジュー社のキャリバー７２ではありません。姿は同じ風に見えても全く別な時計。
そして違いは精度や信頼性、仕上がりの良さだけではないのです。デイトナはロレックスが半世紀もの間ずっと変えずに
守り通した心臓で駆動します。時を刻むロマン見えない所で永遠に鼓動するロレックス。ここが決定的にデイトナなのです。

腕時計の心臓であるテンプは、この一組（更に上下で二組）のルビーで支えられます。
石の中央に盛り上がった潤滑油にご注目！きっちりと表面処理されたルビーだけこう
なります。バルジュー社の魂は誰も知らないこんな所に光っているのです