韮沢様の懐中時計(精工舎EMPIRE)
長い長い眠りから覚めた懐中時計。
韮沢さんが、つい最近になってお祖父様から譲り受けられた、そう祖父の大切な形見です。
空襲の戦火をくぐり抜け、さらに数十年間も眠り続けた時計に、今やっと、微笑みが戻りました。
時計修理 東京都 町田市 橋本時計店 時計修理秘話
Machida city Tokyo Japan
時計の修理、特に懐中時計は半世紀以上前のものがほとんど、特別に作られたものも多く、時計の原点、時計の魅力を再認識します。
時計は懐中時計、そんな時代を振り返ると懐中時計は家を建てるよりもっと大きな買い物だったかもしれない(金より心の問題として)。
そして懐中時計がどのように使われていたか思い浮かべ時計の存在感について現在のそれと比べたとき、あまりの違いに言葉も無い。
だからなのでしょう、懐中時計の魅力は単に時計としても、またそれ以上のものとして考えた場合でも、永遠に尽きることは無いのです。
20150216