ROLEX懐中時計
都倉様(東京都)
PRECISION LEVER 7、WOARLD’S RECORDS
■ロレックス・ROLEX プレシジョン レバー
7冠ワールドレコード 17JEWELS PLATINETTE(プラチナケース)
☆ 最大長53.7 本体直径41. 厚さ10.2
都倉様のアンティーク懐中時計
ROLEX
(17JEWELS)
ロレックス・ROLEX、プレシジョン、レバーのテンプ歩度微調整メカニズム
ロレックス・ROLEX、プレシジョン、レバーのテンプ(ブレゲーヒゲ)
ロレックス・ROLEX、プレシジョン、レバーのテンプ(ブレゲーヒゲ)振り石側
★エピラム処理
懐中時計や腕時計の部品はほとんどは、針先ほどの軸が回転、又は往復回転します。
その軸受けには、縫い針の先端の量の僅かなオイルを付けますが、流出しない量は
極めて僅か。そのため、出来るだけ多くの油を軸受けの穴に止め置く工夫をします。
エピラム処理といって、部品の表面張力を上げ、油が集まった状態に保ちますが、
分解掃除の際に失われます。大変高価な薬剤なのと、極めて揮発性が高く
(使わなくても直ぐに無くなります)、またこの点が重要でして、この処理の恩恵は
時計と持ち主には絶大ですが、つまり良いコンデションを長く保ち、磨耗しない。
頻繁に定期的なメンテナンスを奨める時計屋さんが使うことは、まず無いでしょう。
橋本時計店では、全ての腕時計、懐中時計。また一部の高級置き時計や掛時計に
エピラム処理を施します。
分かり難いですが、時計の心臓、テンプの軸(天真)を再研磨した写真
今回のロレックスの懐中時計は、極めて初期の時計である為、全ての
歯車(2番車、3番車、4番車、ガンギ車)とアンクルの軸を再研磨して、
初めて良好なコンディションに再生することができたのです。
双眼顕微鏡を見ながら、実際に時計の修理をすることはありませんが、
腕時計や懐中時計の命とも言える、ガンギ車とアンクルの爪石を確認し、
最後の仕上げ、ガンギへの均一な注油をする為、絶対必要な装置です。
ただ、市販されているそのままでは使い物になりません。
改造して手元を広げ、極小のスポット照明装置を組み込んであります。
何でも便利な世の中にあって、時計修理の世界は、今もって原始時代
(つまり、工具のほとんどが自作品)と言ってさしつかえないでしょう。
橋本時計店では、セイコーやシチズンなど国内メーカーはもちろん、
海外の様々な腕時計や懐中時計の、機種専用の機械台(ムーブメントホルダー)
を揃え、分解や組み立てをしています。専用の機械台あってこその、時計修理です
PLATINETTE
PRECISION LEVER
7、WOARLD’S RECORDS
ROLEX
SWISS MADE
GOLD MEDAL
★小島様
ロレックス・ROLEX マルコーニ エクストラ ベリーフラット
15JEWELS ◆ROLEX MARCONI VERY FLAT
PLATINETTE(プラチナケース)
最大長49.8 本体直径38.3 厚さ8.7
時計修理 東京都 町田市 橋本時計店 時計修理秘話
Machida city Tokyo Japan
時計の修理、特に懐中時計は半世紀以上前のものがほとんど、特別に作られたものも多く、時計の原点、時計の魅力を再認識します。
時計は懐中時計、そんな時代を振り返ると懐中時計は家を建てるよりもっと大きな買い物だったかもしれない(金より心の問題として)。
そして懐中時計がどのように使われていたか思い浮かべ時計の存在感について現在のそれと比べたとき、あまりの違いに言葉も無い。
だからなのでしょう、懐中時計の魅力は単に時計としても、またそれ以上のものとして考えた場合でも、永遠に尽きることは無いのです。
橋本時計店では、ロレックスの懐中時計や古いROLEXの腕時計はもちろん、舶来時計と呼ばれた小さな南京虫(ゼンマイ式アンティーク腕時計)のオーバーホールから、大きな大型振子時計(フロアクロック、ホールクロック別名グランドファーザークロック)の出張修理。また、ウォルサムなどの懐中時計や昔の置き時計(ウエストミンスターチャイム)、鳩時計、柱時計の愛称(壁掛け)掛け時計、いわゆる古時計を修理します。更にブローバやオメガの音叉式腕時計。音叉掛時計やクオーツでない古いタイプの電子時計、電気時計もオリジナルを変えずに修復修理いたします。年中無休です。
201504010 ロレックス懐中時計