
UNGHANS(ユンハンス)
岡田様の(岡田家の方々に愛用され続けた時計です)


陶製文字盤と(上)機械に刻まれた(下)、UNGHANS・ユンハンス


一世紀に迫る”時”を刻み続けた時計の修理跡です(上)。「限界」を越えて働いたメカニズムに(下)やっと癒しの機会が訪れました。








ここが(上)重い振り子を支える時計の要です。厚さが分からない程薄い鋼鉄は、重力には強いものの持ち上げられると簡単に変形します。
一度曲がってしまうと単に形を戻しても正しい「振り」が出来なくなり、振り子がローリング状態で動くようになってしまいます。
刀剣をを鍛える時のような補正が加えられることにより、初めて機能が戻ります。




20161205 修理履歴 オーバーホール