青山様
SEIKOSHA(精工舎)座敷時計(角丸)
15日巻き 柱時計(ゼンマイ式振子時計)
日本の古時計 ボンボン時計修理
大正時代に製造
高さ74.5 最大巾26.8
修理に持ち込まれた時の姿です。多くの部品が何の意味も無く無残な形に削られたり
また継ぎ足されていました。横から見た写真を載せなかったのは「吐き気」を起すからで、
軸受け部分は叩かれて凸凹、あげくはネジ部を削る始末。これが何と時計屋がしたこと。
誤って「壊した」のではなく自ら自信を持って、時計を切り刻んだことに殺意さえ感じます。
大正時代に作られた時計ですが、入念な調整により時計、時報とも
持続時間は製造当時に勝るとも劣りません。最高の潤滑油にも感謝です。
いじくりまわされた状態から”生還”した時計の音色。一言では無理です。
鐘の響きを言葉で表す代りに勇姿を載せます。
seikosha no 188
橋本時計店では、ドイツのユンハンスを手本に、SEIKOSHA(精工舎)が明治から大正時代に作った、座敷時計(ゼンマイ式の振子時計)はもちろん、舶来時計と呼ばれた小さな南京虫(ゼンマイ式アンティーク腕時計)のオーバーホールから、大きな大型振子時計(フロアクロック、ホールクロック別名グランドファーザークロック)の出張修理。また、ウォルサムなどの懐中時計や昔の置き時計(ウエストミンスターチャイム)、鳩時計、柱時計の愛称(壁掛け)掛け時計、いわゆる古時計を修理します。更にブローバやオメガの音叉式腕時計。音叉掛時計やクオーツでない古いタイプの電子時計、電気時計もオリジナルを変えずに修復修理いたします。年中無休です。
20161205 修理履歴 オーバーホール