山口様の
アルマ・Alma(オランダ製)
↓下に画像が続きます。
文字盤は陶製、故郷オランダの景色は永遠に変わることがありません。
重りを支える「ラチェット歯車」のバネ(コハゼ)が折れてしまいました。
(同じ仕組みの部品は、ホールクロックやグランドファーザークロック
アンティーク大型置き時計や大きな掛時計、鳩時計でも使われます)
元の部品にまた取替える修理は極めて簡単ですが、(圧入するだけです)
根元から先端まで全く同じ形状と厚み。いつか同様にまた必ず折れます。
究極の寿命を求め、根元や先端の厚さと形状を微妙に変化させて整形し、
鏡面研磨仕上げを全体に施します。手作りの新しい鋼鉄製コハゼバネは、
オリジナルとは比べ物にならないほど軽やかに、そして確実に錘を巻き上
げます。しかしその寿命はどれだけ伸びたか、私が知ることは無いでしょう
黄銅製のハンマーでこの真鍮製の鐘を打ちます。
ヨーロッパの城にあって、どのような広いお部屋でも
心地よく響き渡ることでしょう。
橋本時計店では、古いオランダ製のアルマ(Alma)のようなロココ調の座敷時計はもちろん、舶来時計と呼ばれた小さな南京虫(ゼンマイ式アンティーク腕時計)のオーバーホールから、大きな大型振子時計(フロアクロック、ホールクロック別名グランドファーザークロック)の出張修理。また、ウォルサムなどの懐中時計や、鳩時計、昔の置き時計(ウエストミンスターチャイム)、柱時計の愛称(壁掛け)掛け時計、いわゆる古時計を修理します。更にブローバやオメガの音叉式腕時計。音叉掛時計やクオーツでない古いタイプの電子時計、電気時計もオリジナルを変えずに修復修理いたします。年中無休です。
20161205 修理履歴 オーバーホール アンティーク掛け時計 振り子時計